Message /会長挨拶


  消費生活総合サポートセンター(通称:Cサポ)は、2019年12月16日に設立しました。それまで10年以上にわたり消費生活に関する支援を必要とする方々を対象にした金銭管理講座などに取り組んできた組織 (多重債務者問題からみた社会福祉のあり方研究会:おたふくけん)をさらに発展させる形で法人化しました。
  当センターでは、消費者が直面する社会的課題の解決のため、資格や領域を横断しながらさまざまな活動をしております。2020年に本格的な活動を開始して、2023年12月で4年が経ちました。活動開始早々、新型コロナウイルス感染症が蔓延し、対面での活動が制約された時期を経まして、現在ではオンラインやハイブリッド型の活動も実施していますが、こうした運営方法の柔軟な対応は現在の私どもの強みにもなっています。

  小学校、中学校を対象として作成した 「
オンラインで学べる消費者教育教材(義務教育編)」は 「消費者教育教材資料表彰2022」で消費者庁長官賞を受賞しました。おかげさまでオンライン教材の表示回数は開始2年で16万件となり、多数の方にご利用いただいております。
  高齢者・障害者・子ども等の生活の質の向上に向けて行っている「福祉サービス第三者評価」でも、利用者との面談をオンラインも活用しながら柔軟に対応し、事業者が業務改善のヒントを見つけることができるよう、ていねいな評価に努めております。
 「消費者教育関連の講座」については、契約、金融、環境とSDGsといった多岐にわたる分野において学校教育における生徒や学生だけではなく、高齢者や軽度の知的障害者、担い手である講師といったさまざまな対象の方へお届けすることができております。
  特に力を入れてまいりました「全国ネットワーク会議」では、毎年その折々で重要なテーマを取り上げ、これまでに5回開催いたしました。開催テーマに加えまして、その運営方法も対面、オンライン、ハイブリットによる開催や動画の後日配信というようにレベルアップをするよう心掛けており、多様な主体の方々とのネットワークを築くことができております。

  私たちは、これからも、消費者を総合的にサポートし、多様な主体の「ネットワークの拠点」となることを目指します。皆様のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

  活動詳細は「Cサポ 4年の歩み」をご覧ください。

会長 小野由美子

会長プロフィール

東京家政学院大学 現代生活学部 現代家政学科 教授。博士(社会福祉学)。
(独)国民生活センター調査研究員、消費者庁消費者安全課政策調査員、
東京家政学院大学や横浜国立大学等での非常勤講師を経て現職。
第8次消費者委員会委員、日本消費者教育学会理事、東京都消費生活対策審議会委員、
神奈川県消費生活審議会委員、中山福株式会社社外取締役。
専門分野は消費者教育。日常的な見守りが必要な「要支援消費者」の消費者教育について研究。
特別支援学校における調査や、教材の開発に取り組む。

Document /業務・財務資料等


▶定 款

令和3年6月27日改正                         

▶事業報告

2023年度 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度          

▶貸借対照表

2023年度 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度          

▶役員名簿

2024年度 2023年度 2022年度 2021年度               

ご寄付のお願い


当センターの主旨に賛同していただいた方に

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